キイロスズメバチの生態や危険性を解説!遭遇した時の対処法を説明
キイロスズメバチの生態を紹介。危険性はどれくらい?
キイロスズメバチは、体の表面が黄色(もしくはオレンジ)っぽい産毛でおおわれていることから、他のスズメバチとは見分けがつきやすくなっています。また、街中に多く生息するハチです。民家の軒下や屋根裏、ビルや鉄骨など様々な場所に巣を作ります。その大きさはとてつもなく大きいのですが、人の目に入りにくい場所に作るためとても危険です。
ハチの中で最も凶暴なキイロスズメバチ。彼らが生活している巣の近くで、すこしでも刺激を与えると集団で鋭い針を向けて襲ってきます。危険性はあらゆるハチの中でもトップクラス。
しまった!キイロスズメバチと遭遇した時の対処法
街中で姿を見かけることの多いキイロスズメバチ。もしも遭遇してしまった時は、次のことに気をつけましょう。
・大きな声を出して刺激しない
・手で追い払わない
・静かに、ゆっくりとした動作で10m以上距離をとる
スズメバチは目がよく見えるため、動くものをすばやくとらえ威嚇します。仮にキイロスズメバチの方から接近してきたとしても、手で払ったり刺激するような真似は禁物です。また、粘着質な性格なのか追いかけてくることも。
昨今では市販でもスズメハチに効果的な駆除スプレーがありますが、あまり期待はできません。大きな蜂の巣にはたくさんのハチが巣の周りに群がり、数匹に対応し撃退できても、何百匹もいるキイロスズメバチには歯が立ちません。巣の壊滅は確実ではないからです。
家屋や近辺の施設でキイロスズメバチの巣を見つけたら、ハチ駆除のプロを頼みましょう。