巣を作る場所や習性の原因はこれだった

蜂が住宅地に巣を作る原因は?その原因は蜂の生態にあった!

暖かい気候になってくると肌を露出する事が増える事でしょう。そこで気をつけなければならない事は日焼け対策ともう一つあります。
それは虫刺され対策。暖かくなるにつれて蚊や、アブなどの生き物が増えてきます。

それらの生き物には虫除けスプレーなどで対処は可能です。しかし、私たち人間にとって最も危険な生き物、蜂が活発に動き出します。
昔は蜂を住宅街で見かけることは少なく、ほとんどは森で生息していました。
しかし、今では家のベランダなどに巣を作るなど、私たちが住んでいる地域にまで巣を作るようになりました。

そこで、この記事では蜂が住宅街までに発生する原因について詳しく説明します。ぜひご一読ください。

1.蜂の生態を紹介

まずは蜂の生態についてを簡単に説明します。蜂は、他の生物とは圧倒的に異なる点が1つあります。
それは高度な社会性を持っているということです。女王蜂は子供をたくさん産み、それを成虫の働き蜂が育てます。
そうして大きくなった蜂は世代交代を繰り返していくのです。

働き蜂にはメスしか存在しておらず、オスは女王蜂と生殖をするために生まれ、その後は死んでいくのです。
そのため、蜂はメスが活躍する女性社会となっています。

1-1.蜂が住宅に巣を作る原因は?

なぜ蜂は私たちが住んでいる住宅に巣を作るのでしょうか。その理由は巣をつくる場所を決める女王蜂の習性にありました。
女王蜂は春先一番に子孫繁栄のために巣を作り始めますが、女王蜂には1つ選ぶポイントのようなものがあります。
それは、雨水に濡れない場所を選ぶということです。

蜂は水に濡れることを非常に嫌います。日中は蜂の活動時間と言われていますが、雨に日は日中でも外に出ることを避けるくらいです。
ですので、雨に濡れない場所を選ぶのは必須条件なのです。しかし、近年では森を切り開き、住宅街になるくらいですから、
森に巣をつくる以前に好条件の揃った場所に巣を作ってしまいます。
それが、私たちの住む住宅なのです。軒下やベランダ、ポストの下など蜂にとって住みやすい環境は、私たちが住んでいる住宅にはたくさんあります。
ですので、蜂の巣が住宅の軒下やベランダに作られてしまうとい状況に陥ってしまうのです。
もしも軒下やベランダに蜂の巣を発見した場合はなるべく自分で処理するのではなく、業者の方にお願いしましょう。

2.蜂が人によってくる2つの原因

続いては私たち人間によってくる原因を説明します。蜂がよってくる原因は主に2つがあると考えられています。
下記をご覧ください。

・香料に引き寄せられる
・黒い服の衣類は攻撃対象

蜂のよってくるには、これらの理由があるのです。それでは、蜂が寄ってくる2つの原因についてを詳しく説明します。

2-1.香料に引き寄せられる

蜂は他の生物よりも嗅覚が優れています。その凄さは、仲間と交信する際には、フェロモンを出し合って餌の位置や敵を察知するほどです。
ですので、私たち人間が、整髪料や香水をつけていると、香料の匂いが蜂を刺激します。
刺激された蜂たちは、警戒心が強くなってしまい、最悪の場合は攻撃を仕掛けてくる可能性があります。

さらに、果物やアイスなどの甘い香りも蜂を刺激してしまいます。
そうなると上記でも説明したように、蜂は襲いかかってくる可能性があります。
結論、蜂は匂いに敏感であり、その香りが蜂を刺激し、警戒心を高めるということです。

2-2.黒い色の衣類は攻撃対象

黒い色の衣類を身につけていると蜂に狙われやすいということを誰しも聞いたことがあるでしょう。
しかし、なぜ黒い色のものは蜂を警戒させ、狙われやすくなるかをご存知でしょうか。
その理由は諸説ありますが、一番有力な説は、蜂にとっての天敵である「クマ」の色に似ているからということです。
そこで、私たち人間が黒い色の衣類を身につけていると、天敵の「クマ」と勘違いして襲いかかってくることがあるのです。

しかし、蜂に襲われにくい色も存在します。それは黒と真逆の色である「白色」になります。
実は蜂の目には多彩な色を認識することができず、白黒でしか認識することができないとされています。
ですので、白色の衣類を身につけていると、私たちの存在を認識することができないのです。
したがって、蜂に刺されるのを避ける場合には、白色の衣類を身に付けるようにしましょう。

3.蜂に襲われそうなった時は低姿勢を

もしも蜂が襲いかかってきたときには、低姿勢でゆっくりとその場から離れるようにしましょう。
もしも、その場から走って逃げてしまえば、蜂は敵と認識し、警戒心を強めてしまい、襲いかかってきます。
ですので、低姿勢のまま、ゆっくりとその場を離れましょう。蜂の視界は、自身の身体より下を認識することはできません。
したがって、低い姿勢をするだけで、蜂から逃げることができるのです。
頭や首を蜂に刺されるとそれだけで死に至る可能性がありますので、逃げる際には頭と首を押さえて逃げることも忘れないようにしましょう。

4.まとめ

蜂は非常に危険な生き物でもあり、自然界には欠かせない生き物です。
蜂の発生や襲われる原因を理解しておくことだけで、万が一危険な状況に居合わせたとしても、適切な対処を取ることができるでしょう。

テイクケアでは、土日祝日関係なく蜂の駆除または、蜂の巣除去を行なっております。
急な要望にも対応できますので、蜂に関しての困りごとがある場合には、ぜひお気軽きにテイクケアまでご相談ください。