日本に多い蜂の種類を紹介します

日本に存在する蜂の種類を紹介

 

ご自宅の周りや、外出先でであう危険生物の蜂ですが、様々な種類が存在するのはご存知でしょうか。
数種類の蜂にはそれぞれ特徴も違いますし、刺された場合の対処法なども異なります。
そこでこの記事では、蜂の種類別にそれぞれの特徴を詳しく説明します。是非ご一読ください。

1.毒針のある蜂は大まかに分けて3種類

 

 

 

日本で確認されている毒針を持った蜂は、大まかに3種類へ分けることができます。
その3種類は以下の通りです。

・スズメバチ
・アシナガバチ
・ミツバチ

大きいサイズの蜂から小さいサイズの蜂まで大きさも様々ですが、それぞれ異なる特徴を持っています。
それでは蜂の種類別にそれぞれの特徴についてを詳しく説明します。

1-1.最も危険なスズメバチ


まずは最も危険とされているスズメバチです。スズメバチは蜂の中でも最も大きいクラスの蜂となっており、攻撃性が非常に高いことで知られています。体長は4cmほどですが、その体から排出される毒は非常に強いために、「毒のカクテル」と呼ばれています。

実は、日本で生息しているスズメバチだけで16種類も存在することがご存知でしょうか。
大型のスズメバチ、黒スズメバチ、ホオナガスズメバチと3つに分類されますが、この中でも数種類に分けられ、
結果的に16種類も存在が確認されています。

やはりスズメバチと名付けられるために、凶暴かつ、刺された場合は命に関わる危険性もあります。
ですので、万が一スズメバチに刺された場合は、刺された場所から速やかに立ち去り、病院で診察を受けましょう。
適切な処置を施すことで、命の危険を免れることができるでしょう。

1-2.アシナガバチ



続いては、アシナガバチの特徴についてを説明します。アシナガバチは、スズメバチに比べるとかなり小さく、細いといった特徴があります。
しかも、かなり穏やかな性格で、攻撃的になること自体が少ないです。
しかし、蜂は高度な社会性を持っているために、自身の巣を荒らそうとする場合は敵とみなし、襲いかかってきます。

さらに、人間側が先に攻撃を仕掛ければ、アシナガバチも人間を敵とみなし攻撃を仕掛けてきます。
ですが、こちらが威嚇をしなければ襲っては来ないので、アシナガバチは比較的に安全な蜂といえます。
しかし、もしもアシナガバチに刺されてしまった場合は、非常に危険な状態に陥ります。

その理由はアシナガバチのもつ毒は、種類によってはスズメバチと同様の毒性を持っているのです。
その種類のアシナガバチは、毒性が強いだけではなく、痛みも非常に強烈で、スズメバチに刺された痛みを越えるとも言われています。
ですので、おとなしい種類だとしても決して侮れないでしょう。

もしも刺されてしまった場合には、アナフィラキシーショックを引き起こす可能性がありますので、
スズメバチの対処法と同様に、その場を速やかに離れ、病院で診察を受けましょう。

1-3.ミツバチ



最後はミツバチについて説明します。ミツバチは上記で説明した蜂とは違い、体が非常に小さい事が特徴です。
その大きさは2cmほどになります。そのために刺された場合には、アナフィラキシーショックなどを引き起こす可能性は極めて低いでしょう。

ミツバチは基本的に、急に襲いかかってくる事がない、攻撃性の低い蜂になります。
しかし、刺激を受けると攻撃を仕掛けてくるミツバチもいますが、それでもほとんどそういったことはありません。
ミツバチの巣には、栄養素がたくさん含まれた良質な蜂蜜が取れることで有名ですが、養蜂場の飼育を担当している方は、
蜂蜜を摂取しようとすると、無数の蜂から襲われる事があります。

それはミツバチが巣を守るために行なっているのでしょうが、ミツバチは一度針を刺すと、刺したまま死んでしまいます。
その理由は、蜂がミツバチの体内と繋がっているからです。しかしその針は人間の体内に残していきます。
体内に残ったままだと、毒が身体中を駆け巡るため、すぐに針を抜き出す必要があります。
針を抜く方法はピンセットなどで患部をつまむと簡単に取る事ができます。

2.それぞれにあった対処法を知ろう


蜂には大まかに3つの種類に分ける事ができます。
上記で説明したように、それぞれの特徴は異なりますし、刺された場合の対処法も異なってきます。
7月〜10月の期間は、蜂が活発に動きます。
その期間は私たち人間も肌の露出が多くなりますし、外出することも多くなります。
そうなれば、必然と蜂に刺される可能性も高まるはずです。
ですので、万が一に蜂に刺された時に備えて、正しい対処法を理解しておく事が必要でしょう。

3.まとめ

いかがでしたか。蜂の種類やそれぞれの特徴についてご理解いただけましたでしょうか。
蜂にはそれぞれの特徴があり、性格も違います。さらに、刺された時の対処法までも異なります。

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